現場にも鉄道会社ごとの “色” がある | 鉄道車両の改修工事は株式会社A'Train | ブログ

私たちの仕事は、いろいろな鉄道会社の工場や車両基地に出向いて作業することになります。JRはもちろんメトロや東武、西武、相鉄などなど。また鉄道会社ではなく、鉄道関連の電気装置を作っているメーカーに行ってその装置を作ることもあります。

どこも現場は似たような雰囲気ですが、当然ながら施設や設備には違いがあります。雰囲気の話しなのでその違いを説明するのは難しいのですが、各鉄道会社の “色” というか特徴や決まり事があって、それは服装や工具の管理、休憩所や詰め所の使い方などにもあったりします。

最初の頃にはそういった違いにとまどったりもしますが、先輩に聞けば大抵のことは教えてもらえるし、それなりに経験を積んで各現場のことを覚えていくと、緊張感や無駄な動きが減っていろいろなことがスムーズに運べるようになります。

慣れると言えば、現場ごと、会社ごとに知り合いや顔見知りが増えていくのはなかなか楽しいものです。「あ、お久しぶりです」「今はどこの現場が多いの？」「例の仕事は無事に終わったんですか」などとやり取りできるようになると、その場の雰囲気が和やかになり気持ち良い作業につながって行くように思えるのです。

もちろん仕事中に長話はできませんが、ミーティングや休憩の前後には世間話もオッケーです。「大谷選手はスゴイね」とか「ニューヨークじゃラーメン一杯3千円くらいするらしい」でも問題無し。ただし会社の上司の悪口は控えたほうが良いかもしれません。